ドラマ「凪のお暇」の8話のあらすじ、感想を紹介します。原作はコナリミサトさんの漫画「凪のお暇」です。黒木華さん演じる28歳のOL大島凪が、仕事も恋もすべて捨てて人生をリセットするストーリーです。元カレを高橋一生さん、隣人を中村倫也さんが演じます。どんなドラマになるのかとても楽しみです。
ドラマ「凪のお暇」の8話のあらすじ
慎二 (高橋一生)は、糠床を取りに来た凪 (黒木華) に泣きながら素直な気持ちを話しました 。凪は複雑な心境のまま帰りますが、慎二のマンションを出た所をちょうどやってきた円 (唐田えりか)に見られてしまいました。円は慎二のところにはいかず、そのまま帰りました。
一夜明けても、円 (唐田えりか) からの連絡はありませんでした。すると、出勤しようとする慎二のもとに、円ではなく、ゴン (中村倫也) から朝ご飯のお誘いがはいりました。迷った慎二でしたが、生まれて初めて会社をサボることにしました。
一方、凪はスナック 「バブル」 のママ (武田真治)、杏 (中田クルミ)、緑 (三田佳子)、みすず (吉田羊)、うらら (白鳥玉季)、エリィ (水谷果穂) と一緒に凪の家で 「バブル」 の餃子パーティの仕込みをしていました。凪が慎二との間に起こった昨晩の出来事を皆に聞いてもらうと、慎二はなんども、いつも号泣していたと聞いてびっくりしてしまいました。
そして、慎二はスゴイ凪のことが好きだとみんなから聞くと、想定していない答えだったのでかなり困惑しました。慎二のことをどう思ってるのか聞かれて困った凪は、風にあたろうとベランダに出ると隣の部屋からなぜか慎二が出てきました。
「夏休み取ってなかったから・・・1週間取って、ゲームやりに。じゃあ・・」
といってゴンの部屋に慎二は戻っていきました。慎二のお暇がはじまりました。
龍子 (市川実日子) と進めているコインランドリー計画は順調に進み、あとは入金を残すのみとなっていましたが、打ち合わせの時も慎二のことが頭から離れませんでした。慎二も緑の部屋で映画を見ながら、どうしたらいいのかわからないと言いながら泣いていました。ところが、部屋の前で会うと、コインランドリーのことを聞いてケンカになりました。
その日の夜、凪がバーに働きに行くと、初めから天然パーマを知っていたことや号泣していたことをきいて、慎二のことを何も知らなかったと改めておもいました。
数日後、凪の母・夕 (片平なぎさ) から、トウモロコシが送られてきました。部屋でゴンと慎二と3人で皮をむいてると、夕から電話がきました。まだ会社を辞めたことを言えませんでした。ゴンから素直になった方が楽になると言われると、「キライ」とつぶやきました。とうもろこしと母親のことでした。
その日の夜、ベランダで飲んでいた慎二と凪は、この間のことや今日のとうもろこしのことなどを、初めて素直に話しました。そして一緒に糠漬けをたべながら見つめあいました。そのとき、母親の夕から電話がかかってきました。夕が住んでいる北海道に台風が直撃し、家に被害が出たからちょっと帰ってきてくれと言うことでした。
ゴンと龍子に午前中だけ北海道に変えると話しました。慎二は部屋で聞き耳を立てていました。
翌日、凪がアパートを出ると、慎二がいました。慎二は天パーを治した凪を見て、「この時点で負けてね?」と言って行くのを止めました。凪は何も言わずに自転車で走りだしました。
家につくと、母親の夕の顔色をうかがいながらお茶を飲んで話をしました。夕は、凪がまだ仕事をしていて、彼氏もいると信じていました。そして、リフォームしてくれと暗にほのめかしてきました。70万円と書かれた見積書が見えるように置かれていました。
それを見た凪は、やりたいことができたので、リフォームを待ってくれとお願いしました。すると夕は、あちこちに頭を下げてお金を借りるとぐちぐちと言い始めました。凪はすぐに銀行に行って夕の口座に70万円を振り込みました。帰り道、龍子から電話が来ましたが、出れませんでした。
雨が降ってきて歩いてると、元の天パーに戻ってしまいました。しばらくして、凪はバス停のベンチに座って龍子に電話をして、コインランドリーができなくなったと謝りました。
すると、そこに慎二が歩いてきました。「慎二がいったとおりだね。わたし・・変われない」と凪が言うと、慎二は隣に座って、「今は、もじゃもじゃの方ガ好き」と言って頭を撫でてくれました。遠くから、車の運転席に乗ったゴンが見ていました。凪と慎二はゴンの車に乗り込みました。遠くから夕が見ていて、にらみつけていました。
東京に戻った凪は龍子に謝ると、「次はもっと楽しい夢を見られるよ」と言ってくれました。すると、目の前に夕が立っていました。夕は凪のかっこや住んでるアパートをみて、ぼろくそに文句を言いだしました。そのとき、慎二が隣の部屋から出てきて、「僕たち結婚するんです」と言ってしまいました。
驚いた夕は、いつ慎二の親に会わせてくれるのかと聞き返しました。
(⇒9話のあらすじ)
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ドラマ「凪のお暇」8話の感想
おもしろかったですね。凪が空気を読みまくる女子になってしまった理由がやっとはっきりわかりました。今までは、なんとなく母親の影におびえてるって感じしかわかりませんでしたが、今回はスゴイ強烈でした。それだけ、片平なぎささんの演技がすごかったです。できれば、第1話の一番初めに、もっと早めに片平なぎささんを登場させていれば、凪が空気を読んで生活をしてるっていうのがもっとくっきりと分かったような気がして残念でした。
その事を考えると、慎二の方も、やはり親の影響があったんじゃないかと改めて気づかされました。ただ、なぜ世間体だけに気をつかう世になってしまったのかは、あまり描かれていないような気がしました。世間体だけに気を使う両親の下で育った兄弟のくせに、ひとりは家を出て親の呪縛から逃れ、ひとりは親の呪縛に気づかずに正しいことをしてると思いながら暮らすようになってしまったのには、理由があると思います。そのあたりをくわしく、凪と同じように1話から説明してくれた方が良かったような気がしました。たとえば、大河ドラマや還流ドラマの感じです。1話で二人が生まれてから成人して出会って同棲するまでを紹介してくれれば、もっと物語を楽しめた気がしました。
それにしても、親の影響っていうのは大きいものだとつくづく感じました。影響と言ってもいい影響と悪い影響があって、本人も親も自覚があまりなくて、ほとんど無意識の状態に刷り込まれてしまう感じです。凪も、一大決心して北海道に行きますが、結局は親の顔色を呼んで親の言いなりになってしまいました。慎二も同じです。北海道まで行けたのはゴンのおかげですが、結局凪の頭をなでることしかできませんでした。凪の母親の夕の所に一緒に行ってお金を取り戻したり、一緒に話をせずにそのまま帰ってきてしまいました。それは相手のテリトリーにいるので、どう見られるか?が頭の中によぎったせいじゃないでしょうか。
これは誰でもあると思います。気付いていないだけです。毎日いろいろな事件が起きますし、隣国との関係の件もありますが、子供の時に受けた親の影響が少なからず関係してきてるんじゃないでしょうか。
それをシャットアウトするには、やはり、親と子供と言う関係性を取っ払って、人と人との関係にしていくしかないと思います。もっと簡単に言うと、自分のことを大事にして、相手に執着しないことです。あなたにはあなたの人生、子供には子供の人生がありますので、いろいろな選択肢を見せながら相手に選択をゆだねていった方がお互いに言い関係を得ることができるんじゃないかと感じました。
凪や慎二の親との関係がわかったので、もう一度1話から見直してみると、かなり腑に落ちることが多いような気がします。パラビでは1話から見れますので、この週末を使ってもう一度も手みたいと思っています。
ドラマ「凪のお暇」の原作
ドラマ「凪のお暇」の原作は、コナリミサトさんの漫画です。月間エレガンスイブで好評連載中で現在5巻まで出ています。コナリミサトさんは、「凪のお暇」以外には、「珈琲いかがでしょう」「ヘチマミルク」「宅飲み残念乙女ズ」「恋する二日酔い」などがあります。
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ドラマ「凪のお暇」のキャスト
- 大島凪 黒木華
- 我聞慎二 高橋一生、凪の元カレ
- 大島夕 片平なぎさ、凪の母
- 安良城ゴン 中村倫也、凪の隣人
- 白石みすず 吉田羊、凪の隣人
- 白石うらら 白鳥玉季、みすずの娘
- 吉永緑 三田佳子、凪の隣人
- 坂本龍子 市川実日子、凪の新たな知り合い
各話のあらすじ
以上、ドラマ「凪のお暇」の8話のあらすじと感想でした。もういちどドラマ「凪のお暇」を見るにはパラビがおすすめです。
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