ドラマ「凪のお暇」の7話のあらすじ、感想を紹介します。原作はコナリミサトさんの漫画「凪のお暇」です。黒木華さん演じる28歳のOL大島凪が、仕事も恋もすべて捨てて人生をリセットするストーリーです。元カレを高橋一生さん、隣人を中村倫也さんが演じます。どんなドラマになるのかとても楽しみです。
ドラマ「凪のお暇」の7話のあらすじ
凪 (黒木華) から、ゴン (中村倫也) と別れたことを聞いた 慎二 (高橋一生) は、オフィスラブを満喫中の 円 (唐田えりか) とランチ中にも関わらず、凪が気になり上の空でした。その時、突然同僚の 足立 (瀧内公美) たちがやってきて、慎二と円と鉢合わせてしまいました。足立が円から慎二へのポストイットを見たせいでした。秘めた関係がバレているのではないかと慎二が思ってました。
会社に帰ると、情報を得るために登録した、龍子が勤めている詐欺会社のメルマガが届きました。そこには、次回のセミナーに慎二の兄の慎一がゲストとして呼ばれてると書かれていました。見た瞬間、床の上で悶えました。
一方、凪はゴンから友だちでいいから前と同じように遊んでくれと言われました。ゴンの顔を見ると断りきれませんでした。部屋に帰ると、母親(片平なぎさ)から電話が来ました。そして、来月行く時に糠漬けを楽しみにしてると言われました。凪が東京に来るときにもらった代々続く糠床でしたが、引っ越すときに捨ててしまったことを思い出して畳の上で悶えました。
翌日、いつものコインランドリーで洗濯をしていた 龍子 (市川実日子)に糠床のことを相談してると、老店主から冗談半分で「このコインランドリーを継いで欲しい」 と言われました。横浜の息子の所に隠居しに行かないといけないので、閉店すると言うことでした。
その日の夜、アパートの共有スペースで凪、龍子、ゴン、緑 (三田佳子)、みすず (吉田羊)、うらら (白鳥玉季) に、その話をしていると 、龍子から二人で買い取ることもアリかもしれないと言われました。聞いていたみんなは賛成してくれましたが、お金がないからただの夢だと龍子が言いました。
すると、夢を書くウィッシュリストを凪が思い出して、凪とゴン以外のみんなは夢を書きだしました。
慎二は、兄の慎一と何とか連絡を取ろうとしましたが既読スルーばかりでした。ただ、SNSを見ると、ゴンが働いてるクラブで歌ってる動画を見つけました。慎二はゴンに会いに行って、慎一の生い立ちを話して見つけたら連絡をくれと言いました。ゴンは、昨晩のウィッシュリストのことを思い出して、慎二のウィッシュは何かと聞きました。そして、初めて凪のために何をしてあげられるのかと思ってると告白しました。
一方、凪はコインランドリーに行って老店主と話しますが、この間の話は冗談でドラッグストアになると言われました。そのことをみすずとうららに言うと、翌日付き合ってくれと言われました。
みすずは車に乗ってうららと凪を郊外に連れて行きました。そして、全くのペーパードライバーだった凪に車の運転の練習をさせました。凪は運転しながら「すっごくたのしい!」とおもいだしました。みすずは、車でしか行けないところがあるから、見れる風景もどんどん広がると教えてくれました。
ドライブから戻ってコインランドリーの前に立ってると、龍子が来ました。この間の買取のことを言いだすと、龍子は笑顔で買取計画書を目の前にだしました。二人はコインランドリーを見ながら笑顔になりました。
その日の夜、凪がバーに働きに行くと、いきなりママ(武田真治)から慎二のことを聞かれました。ママはやり直したほうがいいんじゃないと言いますが、凪は良いことは何もなかった、よりを戻すのは300%ないと言って即座に否定しました。
実は、凪がいないときに慎二がきていたんです。ママは慎二がやり直したいと思ってるのを知っていて何とかよりを戻そうと思ったんです。隠れて凪の話をきいていた慎二は逆切れして「おれこそ、800%ない。恋人ができた」と強がりを言ってバーをでていきました。
翌日、慎二の会社では、円が同僚の 足立からランチを誘われました。ランチをしながら、凪が慎二の元カノだときいてショックを受けました。そのころ、慎二の仕事でトラブルが出ていました。中国からの輸入がシップバックしてしまったんです。そのとき、母親から電話が来ました。
その日の夜、家に行くと、母親から兄の慎一の動画を見せられました。「俺が何とかするから」といって帰りました。
凪はいつもの廊下の机で、コインランドリーを購入する計画と、隣にコーヒースタンドを立てる計画をスケッチブックに書きながら寝てしまいました。やって来たゴンは、それを見ると、家に帰って自分でも建設計画を書き始めました。
翌日、そのラフを凪に渡してると、龍子がやってきてコインランドリーに連れて行きました。老店主と老店主の息子に計画書とゴンの裸婦を見せました。「でも・・・って言っていたら、見れない景色があるんです」と言ってやりたいこと、ウィッシュを説明しました。
そこに緑もやってきて「夢をみさせてあげたら・・・トンずらは許さないよ」老店主と話してくれました。老店主の息子が龍子が東大出だと知ると、急に二人の計画をみとめてくれました。
その頃、慎二のトラブルが解決しました。同僚から円が昔のつてで頼んでくれたと聞いて感謝しましたが、なぜか冷たい態度でした。その日の夜、そのイベントの準備をしてると、ゴンのクラブから慎一が来たと連絡が来ました。すぐに行って、「本名で活動しないでくれる」と文句を言うと、「あいかわらず仮面かぶってんだ。へどがでる。今でも空気読んで生きてるんだ」と痛いところを思いっきり疲れてしまいました。慎二は何も言い返せませんでした。
翌日のイベントで、慎二が空気清浄器の説明をしてると、昨晩の慎一の言葉を思い出して倒れてしまいました。
その日の夜。バーで凪が働いてると、お客さんの言葉で母親からもらった糠床を慎二に小分けしたことを思い出しました。すぐに慎二の部屋に行って冷蔵庫の中に糠床を発見しました。「ありがとう」というと、「あのときはごめん、お前が倒れたのも俺のせいだ。わかってやれてなかった。追いつめて・・・好きだった、幸せにしてやりたかった、できなかった、ごめんな・・」と泣きながら謝りました。
凪は何も言えずに、ただ豆苗を見続けました。
(⇒8話のあらすじ)
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ドラマ「凪のお暇」7話の感想
おもしろかったですね。今回は慎二のこころの中の変化がとても良かったです。最後の泣きながらの告白は、慎二のこれまでの世界観が崩れた象徴だと思います。その引き金になったのは、慎二の兄の慎一です。
おそらく、慎二の心の奥底にも慎一と同じことを考えてる部分があったんじゃないでしょうか。それを、良い子になるためや世間体を気にするために心の奥底に押し込んでいたんです。それが、慎一と会って、強烈な「あいかわらず仮面かぶってんだ。へどがでる。今でも空気読んで生きてるんだ」と言う言葉で、今まで凪が空気を読んでると思ってたら自分も読んでいたと言うことに気づかされて、思いっきり表面に出てきてしまったんです。
それで、今までのこころと新しい心の並列に耐えきれなくなって倒れてしまったんじゃないかと感じました。それは凪のときとおなじです。凪は、慎二が愛してくれてると信じていましたが、慎二の「からだの相性がいいから」と言う真逆の言葉で、耐えられなくなって倒れたんです。
これは、一見して見ると残酷のような気がしますが、人間が成長するためには必要なこと時なんじゃないかと思います。倒れるまでの極端な二極性の世界観ではなくて、少し広がった世界観を感じることで人間は成長していきます。
その簡単な方法は、読書と旅行です。
漫画でも小説でもいいですが、読書をすることで、自分とは違った考え方を見ることができます。できれば、好きな作家、好きなジャンルではないものを選んだ方がいいです。そこで便利なのが、ブックオフです。10冊かっても1000円ちょっとにしかなりません。わたしも休日にブックオフに行って、なにも考えずに直感で選んで買ってくることが多いです。もちろん、初めの数ページでおわる本もありますが、あたらしい発見をさせてくれる本とも出会うことができます。どっちにしろ10冊で1000円位ですので、おすすめです。
もうひとつは、旅行です。私のおすすめは、なにも調べずに行く旅行と、完璧に調べてから行く旅行です。なにも調べずに行く旅行の場合、ポイントは人との会話です。何でも良いので、知らないひとに声をかけて聞きまくります。嫌がられることもありますが、どっちみちその日限りですので、そういうひとには「ありがとうございます」といってすぐに立ち去るようにしています。つまり、人と会話をしに行くための旅行みたいなものです。
逆に、完璧に調べてから行くことで、歴史の重みを肌で感じることができます。この場合、人とかかわるよりもその場の空気を感じることをメインに心がけています。
両方とも好きですが、旅行をすることで、自分自身の世界観をかなり広げることができるような気がします。もしも、今の世界から脱出して新しい世界に行きたいと思われたら、試してみることをお勧めします。
ドラマ「凪のお暇」の原作
ドラマ「凪のお暇」の原作は、コナリミサトさんの漫画です。月間エレガンスイブで好評連載中で現在5巻まで出ています。コナリミサトさんは、「凪のお暇」以外には、「珈琲いかがでしょう」「ヘチマミルク」「宅飲み残念乙女ズ」「恋する二日酔い」などがあります。
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ドラマ「凪のお暇」のキャスト
- 大島凪 黒木華
- 我聞慎二 高橋一生、凪の元カレ
- 大島夕 片平なぎさ、凪の母
- 安良城ゴン 中村倫也、凪の隣人
- 白石みすず 吉田羊、凪の隣人
- 白石うらら 白鳥玉季、みすずの娘
- 吉永緑 三田佳子、凪の隣人
- 坂本龍子 市川実日子、凪の新たな知り合い
各話のあらすじ
以上、ドラマ「凪のお暇」の7話のあらすじと感想でした。もういちどドラマ「凪のお暇」を見るにはパラビがおすすめです。
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