ドラマ『4分間のマリーゴールド』の4話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。福士蒼汰さん演じる「亡くなる運命」が見える救急救命士と菜々緒さん演じる余命1年の血のつながらないの姉との禁断のラブストーリーです。小学館の新人コミック大賞(青年部門)で大賞を受賞したキリエさんの同名の漫画が原作です。涙なしでは見られないピュアな恋愛をどう見せてくれるのか、とても楽しみです。
もくじ
ドラマ『4分間のマリーゴールド』4話のあらすじ(ネタバレ)
みこと(福士蒼汰)と沙羅(菜々緒)は、「ずっと好きだった」とお互いの気持ちを確かめ合いました。翌朝、みことはどきどきしながら居間に降りてきましたが、沙羅はいつもと同じように何事もなく挨拶をしていました。ただ、誰にもわからないように、みことに「16時、灯台」とラインをおくりました。見ことは笑顔になりました。
16時。灯台に嬉しそうな二人が座っていました。しばらくは自分たちのことを、廉(桐谷健太)や藍(横浜流星)、広洋(佐藤隆太)に気付かれないように、ふたりで会うときはここで、と約束しました。
救命のスキルを上げたいみことは、気管挿管の研修で赴いた病院で誰も見舞いに来ない入院患者の二条梓(筒井真理子)と出会いました。梓は食道がんを患っていて、手術の時のみことの気管挿入を許してくれました。梓は夫も別れ、唯一の身内である娘とあることをきっかけに長い間会っていないということでした。
その日の夜、広洋の誘いで廉を除く花巻家の面々は神社の秋祭りへに行きました。廉は昔付き合っていた彼女との思い出から行くのをことわりました。その最中、愛犬・シロとはぐれてしまい、留守番中の廉も自宅を飛び出し皆で探し回りました。自宅に戻っていたシロを広洋らが見つけ一安心しますが、見つかったことを知らない廉は神社へ行きました。
一方、みことと沙羅は神社で二人きりになり、再び手のひらを当ててしまいました。未来が見えたみことは、おもわず初めてのキスをしました。シロを探しに来た廉が遠くから見ていました。
翌朝、家長として複雑な想いを抱いて一晩悩んだ廉は、朝食も食べずにみことをにらみ、沙羅にあいさつせずに仕事に行きました。その日の夕方、灯台でみことと沙羅が話してると、廉がいきなりやってきました。廉は沙羅を返してみことにキスしてるところを見たと言って、「沙羅を好きでいるなら、俺はおまえの家族をやめる」と宣言しました。
家に帰ってきた廉は何も言わずに広洋を飲みに連れだして、ふたりのことを相談しました。光洋は、自分が家族のために彼女をあきらめたことを二人にも強いるのかと問い詰めました。廉は何も言えなくなりました。ただ、翌朝も廉はなにもいわず、一人取り残された藍も朝食を作ってくれませんでした。
みことが病院に行くと、梓から娘の写真を見せてもらいました。8年前に大学を辞めたことでけんかして、それ以来あってないと話してくれました。みことは、これをいい機会に連絡すればと勧めますが、「娘に私は必要ない。家族が家族でなくなるのなんて一瞬です」と呟きました。
手術を翌日に控えた日、梓のところにいくと、「やっぱり一人じゃ怖い」と言われました。みことが手を合わせると、だいぶ年老いた梓がベッドで最後の時を迎えるシーンが見えました。みことはやさしく「大丈夫」と手を握りしめました。
梓の手術が始まると、梓のむすめがメールをみてやってきました。みことの気管挿入もうまくいって、手術は成功しました。病室に戻った梓の横には涙にくれた娘がいました。その姿を見たみことは、「家族をあきらめない」とあらためて決意しました。
仕事を終えたみことは廉を灯台に呼び出しました。みことは廉がいちばんつらいのはわかってるけども、沙羅を一生守ると宣言しました。それを聞いて怒った廉が帰ろうとすると、みことは、「もう時間は無駄にはできない。来年の誕生日、沙羅は亡くなる。このままだと・・」と泣きながら廉に言いました。
(⇒5話のあらすじ)
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ドラマ『4分間のマリーゴールド』4話の感想
面白かったですね。一番印象に残ったのは、灯台で二人で座ってるシーンでした。灯台の色、空の色、海の色、防波堤の色、みことと沙羅の服の色、すべてがミックスしていて、穏やかな時間が流れてるのを感じることができました。二人の中でも気づいていないのかもしれませんが、お互いのことだけを考えて、世のなかのほかのことは色あせて、一緒にいるという安心感や満足感を味わえる、あの瞬間が一番幸せだったんじゃないかと感じました。
一言で言ってしまえば、魂の結びつきとか運命の人、スピリチュアルな関係と簡単にらべりんぐできるのですが、それほど簡単じゃないくらいに二人が結びついてるのがわかりました。そんな関係を培える人を探してあてた二人はうらやましいのですが、逆に、あの二人を見てるだけでこちらも幸せな気分になれました。
人の感情は感染症のように伝染していきます。あなたも経験したことがあるはずです。会議で上司や社長が怒っていた理機嫌が悪くなると、会議の雰囲気が悪くなってきて、議論もけんか腰になったりあと味が悪くなります。逆に、お笑いの舞台や寄席などにいくと、それほど面白くないのに周りが笑ってると次第に笑う回数が増えていきます。スポーツの大会に行くとそれがよくわかります。以前、K-1の試合を見に行ったのですが、その熱気はすさまじいものでした。ダウンしたりいいパンチやキックが入っただけで会場中の感情がまるでドラゴンのようにのたうち回って会場の中をぐるぐるしてるのを感じました。
ただ、それはスピリチュアルとかオカルト的な実体のないものではないです。あなたの目や鼻、口、耳、皮膚を通して無意識に感じてるものを、あなたの脳が勝手に作り上げていくものです。なので、あなたの愛する人、家族、友達、恋人、配偶者などと一緒にいるときに、あなた自身が幸せな気持になることがお互いに幸せになっていく秘訣だと私はあらためて感じました。
とはいえ、簡単にはいかないですよね。喧嘩したり、おもしろいTVがあったり、頭にくるようなことを言われたら、幸せな気分になんかなれません。うるさい、うざい、あっち行け、黙ってろ・・・なんて思うはずです。そうなると、さっきの逆で相手も同じように思うはずです。その結果、ますます二人の仲がぎくしゃくしたりケンカが発展していってしまいます。
では、どうすればいいのか・・その答えの一つがこの『4分間のマリーゴールド』にあるようなきがしました。それは、みことや沙羅とおなじように、相手が1年後に亡くなってしまうと想像してみるんです。相手を愛してるのでしたら、あと1年しかいっしょにいられない・・って思ったら、ケンカしてる場合じゃないってかならず気づくはずです。その瞬間に、あなたの心の中の相手の優先順位が1位になるはずです。それまでは自分自身のことを考えていたのが、相手が何を望んでるのか、何を考えてるのか、どうしてもらいたいのかを想像するはずです。そして、それは相手にも伝わっていきます。
「そんなこと、想像してもムリ!」なんて思うかもしれません。でも、相手が亡くなる瞬間は、かならず、だれにでも、100%、訪れます。それがいつかがわからないだけです。明日かもしれませんし、10年後、50年後かもしれません。みことのばあいは、1年後というのがしっかりわかったので、一緒にいられる時間を大切にしよう、一瞬一瞬を楽しもうと心の底から無意識に感じたんだと思います。それが、あの灯台のシーンで画面から滲み出してるように感じました。
もしもあなたに愛する相手がいて、いやな気持になったり、ケンカしたら、『4分間のマリーゴールド』を思い出して、一度心の中でこのことを試してみてください。わたしも難しいかもしれませんが、ためしてみたいと思っています。
ドラマ『4分間のマリーゴールド』のキャスト
- 花巻みこと 福士蒼汰、救急救命士
- 花巻沙羅 菜々緒、みことの義理の姉
- 花巻廉 桐谷健太、みことの義理の兄
- 花巻藍 横浜流星、みことの義理の弟
- 花巻理津 麻生祐未、みことの義理の母
- 花巻光生 村上新悟、みことの父
- 江上良平 三浦誠己、みことの上司
ドラマ『4分間のマリーゴールド』の原作
原作は、キリエさんの同名漫画です。楽天ブックスで購入できます。キリエさん原作のラノベなどもありました。
各話のあらすじ
以上、ドラマ「4分間のマリーゴールド」の4話のあらすじ(ネタバレ)と感想でした。
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